2016年04月22日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #地球温暖化 #カドミウム #イネ

TITLE
『 Effects of warming on uptake and translocation of cadmium (Cd) and copper (Cu) in a contaminated soil-rice system under Free Air Temperature Increase (FATI). 』
BRIEF
本論文は「FATI( http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1365-3040.1996.tb00343.x/abstract 、エンクロージャーを利用すること無く赤外線ヒーターを利用して、人工的に野外条件でのキャノピー温度上昇を作り出すテクニック)の下での汚染された土壌-稲システムにおけるカドミウムと銅の摂取と移行に対する温度上昇の影響」に関する論文です。著者らは「ここ最近、地球温暖化の人間に対する潜在的脅威に関して注目が集まっているが、農業生態系における重金属、特にイネ中のカドミウムの移行について多くは知られていない」と背景を説明されて、「FATIの下での汚染された土壌-イネ生態系におけるカドミウム/銅の移行をポット試験により評価」されています。その結果「温度上昇は段階的に土壌間隙水のpHを下げ、水溶性カドミウム/銅濃度を上昇させ、根の表面の酸化鉄皮膜の形成を阻害し、それによりイネによるカドミウム/銅の総摂取を有意に増加させた」、「それに続き、温度上昇は根からシュートへのカドミウム移行を有意に促進したが、銅では有意な影響は確認されなかった」、「高められたカドミウム摂取と移行が相乗的に働き、米粒中濃度をインディカ米とジャポニカ米それぞれ1キログラムあたり0.27ミリグラムから0.65ミリグラム、0.14ミリグラムから0.40ミリグラムへと上昇させる結果となった」、「しかしながら玄米中の銅の上昇は、温度上昇におけるその摂取増大のみに由来していた」等を報告されて、「将来の地球温暖化における重金属汚染土壌での食品生産の危険性に関する新たな知見を今回の研究は示した」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Ge LQ, Cang L, Liu H, Zhou DM.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27093634

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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