2016年04月19日 学術論文の紹介-03 / Introduction of Academic Paper #ヒドロキシアパタイト #放射性核種

TITLE
『 Influence of pH, competing ions, and salinity on the sorption of strontium and cobalt onto biogenic hydroxyapatite. 』
BRIEF
本論文は「生物起源ヒドロキシアパタイトへのストロンチウムおよびコバルト吸着に対するpH、競合イオンそして塩分濃度の影響に関する論文です。著者らは「廃棄物貯蔵タンク/池(米国のハンフォード・サイトやイギリスのセラフィールド等)からの漏出やウクライナのチェルノブイリや日本の福島での大規模原子力事故の様な原子力利用の結果として、人為起源の放射性核種は広範囲に環境を汚染している」、「汚染水処理として最も広く適用されている技術の一つは吸着剤(ゼオライトやリン灰石)の利用である」、「しかしながら核汚染サイトの主たる問題は複雑な化学環境からの放射性核種の除染である」と背景を説明されて、「セラチア菌から生成される生物起源ヒドロキシアパタイトの、様々なpH、塩分濃度そして陽イオンのタイプと濃度毎による、環境的に問題のある水からの代替放射性核種(2価のストロンチウムと2価のコバルト)除染潜在能力を調査」されています。その結果、「試料溶液中での生物起源ヒドロキシアパタイトのストロンチウムおよびコバルト吸着能は合成ヒドロキシアパタイトよりも高かった」、「生物起源ヒドロキシアパタイトは天然ゼオライト(工業用除染として利用されている)よりも食塩水からのストロンチウムおよびコバルト取り込み能が高かった」等を報告されて、「代表的な生物起源資源である高表面積ヒドロキシアパタイト鉱物と非晶質リン酸カルシウムは、複合汚染された環境や廃棄水の除染のための回復又は反応性バリア物質として適している」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Handley-Sidhu S, Mullan TK, Grail Q, Albadarneh M, Ohnuki T, Macaskie LE.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26988070

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

2017年04月05日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月29日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月22日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年02月02日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月26日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月20日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移