2016年04月18日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #チェルノブイリ原子力発電所事故 #甲状腺 #ヨウ素131

TITLE
『 Evaluation of thyroid antibodies and benign disease prevalence among young adults exposed to (131)I more than 25 years after the accident at the Chernobyl Nuclear Power Plant. 』
BRIEF
本論文は「チェルノブイリ事故から25年以上経過後におけるヨウ素131に被曝した若年成人の間の甲状腺抗体と良性疾患有病率」に関する論文です。著者らは「チェルノブイリ事故により多くの住民がヨウ素131の内部被曝を受けた」、「チェルノブイリ原子力発電所周辺汚染地域に住まう住民におけるヨウ素131内部被曝と甲状腺自己免疫、良性甲状腺疾患の関係については未だ議論が続いている」と背景を説明されて、「ヨウ素131と良性甲状腺疾患との関連」を調査されています。「グループ1としてチェルノブイリ事故時に0歳から5歳であったウクライナの汚染地域の住民300人と性別でマッチングさせた事故後に生まれた300人をグループ2として甲状腺自己抗体、甲状腺機能そして甲状腺超音波所見の結果による有病率を比較」されたその結果、「抗サイログロブリン抗体(TgAb)陽性、抗甲状腺ペルオキシターゼ抗体(TPOAb)陽性、TGAbおよび/またはTPOAb陽性の有病率について、年齢と性別で調整後の両グループに何らの差も確認されず、有病率とヨウ素131被曝状況とに関連は確認されなかった」、「潜在性甲状腺機能低下症および顕性甲状腺機能低下症の有病率について2つのグループに有意差は見られず、甲状腺腫の有病率についても見られなかった」、「一方、結節性の有病率はグループ1が有意に高かったが、年齢と性別で調整後はそれ程の有意差は見られなかった」、「チェルノブイリ事故から26年から27年の研究を経て、ウクライナの汚染地域で幼少時代にヨウ素131のフォールアウトに被曝した若年成人に甲状腺自己抗体または良性甲状腺疾患の有病率の増加は見られなかった」等を報告されて、「甲状腺の自己免疫反応に対する放射線被曝の影響を明らかにするために長期的なフォローアップが必要である」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Kimura Y, Hayashida N, Takahashi J, Rafalsky R, Saiko A, Gutevich A, Chorniy S, Kudo T, Takamura N.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27019779

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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