2016年03月31日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #大熊町 #スギ

TITLE
『 14C levels in the vicinity of the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant prior to the 2011 accident. 』
BRIEF
本論文は「2011年の原子力事故以前の福島第一原子力発電所近傍の炭素14レベル」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所の南西1キロメートルに位置する大熊町のスギ(樹齢50年)の炭素14を分析」されて、「炭素14の比放射能は1971年に形成された年輪中の1キログラム当り330.4ベクレルから2014年の年輪中の231.2ベクレルまで幅があった」、「1971年から1976年と2011年から2014年の期間では、炭素14比放射能は周辺のバックグラウンドレベルと区別できない」、「しかしながら周辺空間線量と比較すると、1977年から2010年の間に炭素14比放射能は有意に上昇しており、通常運転時の原子炉からの炭素14放出を明確に示唆している」、「加えて、比放射能は年間発電量とに正の相関がある」、「超過の炭素14比放射能は<36ベクレル/キログラム炭素であったが、これは対象地における食品摂取経路を通じた追加年間実効線量<2マイクロシーベルトに対応する」、「最多卓越風向は30パーセントの出現頻度で東南東/南東であり、調査時の対象地での出現頻度は20パーセント(北北東/北東)」、「これは同程度の追加実効線量と結果として通常運転時の福島第一原子力発電所からの炭素14大気放出には有意な放射線学的影響は無いことを示唆している」、「加えて、2011年の年輪には炭素14のパルスは確認されなかった」等を報告されて、「このことは損傷した原子炉からの事故時の限られた炭素14放出または2011年3月11日から25日の短期間の放出時の最多卓越風向は大熊町の方向ではなかったことに起因する可能性がある」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Xu S, Cook GT, Cresswell AJ, Dunbar E, Freeman SP, Hastie H, Hou X, Jacobsson P, Naysmith P, Sanderson DC, Tripney BG, Yamaguchi K.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27023156

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

2017年04月05日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月29日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月22日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年02月02日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月26日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月20日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移