2016年03月29日 学術論文の紹介-04 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #甲状腺がん

TITLE of THESIS
『 Childhood and Adolescent Thyroid Cancer in Fukushima after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident: 5 Years On. 』
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故から5年後の福島県における幼児期および青年期の甲状腺がん」に関する論文です。著者は「2011年3月11日の東日本大震災後に発生した福島第一原子力発電所事故により大気中に大量の放射性物質が放出された」、「放射線被曝の健康への影響に関する疑問が持ち上がり、甲状腺がん発症の可能性に関する福島県住民の間に不安が増大した」、「それ故甲状腺超音波検査が最高線量地域の住民に対して始まり、長期間に渡り継続する」、「2011年10月9日から2014年3月31日にかけて災害時に18歳以下であった計300,476人が検査を受けた」、「影響を受けた地域の前述の年齢の総人口の81.7パーセントが参加した」、「カテゴリーA1(結節(しこり)や嚢胞なし)、A2(5mm以下の結節(しこり)や20mm以下の嚢胞)、B(5mmを超える結節(しこり)や20mmを超える嚢胞)およびC(緊急の二次検査 , http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/6420.pdf#page=8 )の割合はそれぞれ51.5、47.8、0.8および0パーセントであり、カテゴリーBとCの2294人には二次検査が推奨され、113人がその後、穿刺吸引細胞診により悪性または悪性の疑いありと診断された」、「2014年4月にフルスケール調査が始まり2015年6月30日に終了し、169,455人が参加した(参加率は44.7パーセント)」、「カテゴリーA1、A2、BおよびCそれぞれの割合は41.6、57.6、0.8および0パーセントであり、カテゴリーBの1223人は二次検査が推奨され、その内25人が穿刺吸引細胞診によりその後悪性または悪性の疑いありと診断された」、「今までのところこの調査で識別された甲状腺がんに放射線被曝が寄与している可能性は無く、高精度超音波技術を用いたスクリーニングの結果である可能性が高い」等を報告されて、「しかしながら放射線被曝により幼児期および青年期の甲状腺がんリスクが高まるか否かを決定するために、長期的なスクリーニングの継続が望ましい」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Suzuki S.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26822892

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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