2016年03月28日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #心的外傷後ストレス障害 #移住

TITLE of THESIS
『 High Prevalence of Post-Traumatic Stress Symptoms in Relation to Social Factors in Affected Population One Year after the Fukushima Nuclear Disaster. 』
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故から1年後の事故の影響を受けた人々における社会的要因に関連する心的外傷後ストレス症候群の高有病率」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所事故から1年後の事故の影響を受けた人々における心的外傷後ストレス症候群」を調査されています。「加えて、心的外傷後ストレスの高有病率に寄与していると仮説を立てている強制的移住のような社会的要因を調査」、「最後に影響を受けた人々から収集したナラティブを報告」、「改訂出来事インパクト尺度(IES-R)を利用し、福島県から一時的に埼玉県に移住した2,011戸に質問紙を送付」、「490の回答のうち、350が本研究の対象選定基準を満たしていた」、「多重ロジスティック回帰分析により心的外傷後ストレス障害の予測変数としての社会的要因の特性とを調査」されたその結果、「IES-Rの平均スコアは36.15±21.55で59.4パーセントは30点以上であったことはPTSDの可能性を示唆している」、「性別、年齢、避難地域、家屋損傷、津波被害、一家離散および知人のサポート毎の高リスク被験者の割合に有意な差は確認されなかった」、「多重ロジスティック回帰分析の結果、PTSDの有意な予測変数は慢性的な身体的疾患(オッズ比1.97)、慢性的な精神的疾患(オッズ比6.25)、生計に関する不安(オッズ比2.27)、失業(オッズ比1.71)、社会的絆の喪失(オッズ比2.27)および賠償に関する不安(オッズ比3.74)」、「IES-Rの自己レポートに基づくPTSD診断の推定には限界があるが、得られた知見は原子力事故およびその結果としての避難と移住に強く関連するPTSDの高リスクがあることを示唆している」等を報告されて、「それ故、回復の努力は医療及び心理治療のみではなく移住に伴う社会的および経済的問題にも注視する必要がある」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Tsujiuchi T, Yamaguchi M, Masuda K, Tsuchida M, Inomata T, Kumano H, Kikuchi Y, Augusterfer EF, Mollica RF.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27002324

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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