2016年02月24日 学術論文の紹介-04 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #セシウム137

TITLE
『 Desorption kinetics of cesium from Fukushima soils. 』
BRIEF
本論文は「福島の土壌におけるセシウムの脱着動態」に関する論文です。著者らは「土壌中のセシウムイオンの動態を理解することはセシウム137により汚染された土壌の処分の影響評価のために重要である」、「比較的短期間におけるセシウムイオンの脱着速度の評価はその様な目的のためには不適切である」と背景を説明されて、「福島県で採集した土壌サンプルのセシウム137とセシウム133の長期的な脱着動態を、吸着剤としてカチオン交換樹脂を用いたバッチ脱着実験により調査」されています。「吸着剤は水相でのセシウムイオン濃度を低く保ち、脱着したセシウムイオンの再吸着を阻害する」、「塩化カリウム溶媒中で139日の間にセシウム137が最大60パーセント脱着し、旧来の1モルの酢酸アンモニウム溶液による脱着よりも高かった」、「セシウム137の脱着はその後も継続した」、「脱着の初期段階において高濃度カリウムイオンがセシウムイオンの脱着を阻害することも確認されたが経時とともにその効果は軽減した」、「安定同位体セシウム(セシウム133)の脱着成分はセシウム137のそれよりも小さい」、「これはセシウム137は土壌中で段階的により安定した状態へと移行することを示唆している」等を報告されて、「最も緩慢な吸着のサイトから脱着したセシウム137の半減期は少なくとも2年と推定される」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Murota K, Saito T, Tanaka S.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26773507

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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