2016年01月30日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #阿武隈川 #セシウム #溶存態 #粒子状

TITLE
『Radioactive cesium dynamics derived from hydrographic observations in the Abukuma River Estuary, Japan.』
BRIEF
本論文は「日本の阿武隈川河口における水界地理学的観察による放射性セシウムの動態」に関する論文です。著者らは「2011年の東北大震災およびそれに続く太平洋沿岸沖での巨大津波による福島第一原子力発電所事故の結果、大量の放射性物質が大気及び海洋中に放出された」、「福島県を通ってくる阿武隈川の分水界および宮城県の海へと放出するその河口の両地点の放射能汚染に関する大きな懸念がある」と背景を説明されて、「阿武隈川河口の水界地理学的観察からMixing Diagramを作成し、放射性セシウムの動態を調査」されています。その結果、「セシウム負荷量は川においては粒子状放射性セシウムが卓越しており、海では溶存態が卓越していた」、「塩分濃度が0.1未満から0.1-2.3へと上昇すると、脱着によりMixing Diagram上で溶存態放射性セシウム濃度が上昇する」、「懸濁粒子からの脱着で河口水中の溶存態放射性セシウムの36パーセントを説明できる」、「しかしながら海水中の溶存態および粒子状放射性セシウム濃度は希釈により急激に低減する」、「放出された放射性セシウムの80パーセント以上が、堆積物中の放射性セシウム濃度が比較的高い(1kgあたり217-2440ベクレル)、河口沖に沈降したと考えられる」と報告されて、「海に放出された放射性セシウムは密度分布による潮の流れにより南に移行した」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Kakehi S, Kaeriyama H, Ambe D, Ono T, Ito SI, Shimizu Y, Watanabe T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26698826

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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