2016年01月13日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #透析 #腎臓病 #セシウム

TITLE
『Whole body counter assessment of internal radiocontamination in patients with end-stage renal disease living in areas affected by the Fukushima Daiichi nuclear power plant disaster: a retrospective observational study.』
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故により汚染された地域に住まう末期腎臓病患者のホールボディカウンターによる内部被曝評価:後ろ向き研究」に関する論文です。著者らは「定期的に血液透析を受け、かつ2011年3月11日の東北大震災により損傷した福島第一原子力発電所に汚染された地域に住まう末期腎臓病患者の内部被曝を評価」されています。「2012年7月から11月まで福島県いわき市の常磐病院で定期的に透析を受けた末期腎臓病患者111人の内部被曝をホールボディカウンターで評価」、「最大年間実効線量はセシウム137濃度の検出により算出」、「患者の食事の好み及び屋外活動についても併せてインタビューを実施」された結果、「111人のうち2人からセシウム137による内部被曝が検出されたが、検出限界(250ベクレル/ボディ)を僅かに超える程度であった」、「暫定最大年間実効線量は1年間あたり0.008から0.009ミリシーベルトの範囲にあり、日本政府により定められた基準値年間1ミリシーベルトよりも遥かに低い」、「238人の非末期腎臓病患者と比較すると、末期腎臓病患者は市場に出回っていない地元で生育した食品を消費する機会が有意に多い(p値<0.01)」、「しかしながらセシウムが検出された末期腎臓病患者の割合(1.8%)は非末期腎臓病患者の割合(3.8%)よりも低い(但し有意差はない。p値=0.51)」、「福島第一原子力発電所事故により影響を受けた地域に住まう、透析を受けている末期腎臓病患者にとって内部被曝レベルおよび算出された年間追加実効線量は無視できることを得られた知見は示唆している」等を報告されて、「透析はセシウム137の排出を促進すると示唆されるが、地元で生育した食品の継続的な検査とホールボディカウンターによるスクリーニングは透析治療を受けている末期腎臓病患者のために継続すべきである」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Shimmura H, Tsubokura M, Kato S, Akiyama J, Nomura S, Mori J, Tanimoto T, Abe K, Sakai S, Kawaguchi H, Tokiwa M.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26644125

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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