2015年10月16日 学術論文の紹介-03 / Introduction of Academic Paper #地球温暖化 #南極氷床 #南極棚氷 #温室効果ガス #RCP2.6 #IPCC

TITLE
『The multi-millennial Antarctic commitment to future sea-level rise.』
BRIEF
本論文は「南極の影響による将来の海水準上昇」に関する論文です。著者らは「大気温暖化により今世紀末までに産業革命前よりも摂氏0.3度から4.8度、平均地表面温度が上昇すると予測されている」、「もし人為的放出が抑制されなければ、温度上昇は2300年までに摂氏8度から10度に達する可能性がある」、「その様な温暖化シナリオの下、海水準上昇に対する広大な氷床の寄与を定量化することは、氷床の平衡応答の時間スケールが大気や海洋のそれよりも長いため、困難である」と主張されて、「大気温度が現在よりも摂氏1.5度から2度上昇した場合に、海水準上昇へ長期的に関与する粘性流動を強める南極氷床の100年から1000年スケールの応答を、主要な南極棚氷の崩壊が引き起こす、とする複合氷床/棚氷モデルを適用」して、「気候変動に関する政府間パネルの第5次評価報告書による4つの代表濃度経路シナリオの海洋および気候変動に対する、現在の南極氷床システムの応答をシミュレート」されています。その結果、「温室効果ガスをRCP2.6レベルに制限するのみで相当の南極の氷消失が防げることを確認」、「より高位の排出シナリオは、2300年までに海水準を0.6メートルから3メートル上昇させる南極の氷消失を導く」と報告されて、「得られた知見は、今後数十年の温室効果ガス排出は地球規模の海水準に対する南極氷床の長期的な寄与に強く影響することを示唆している」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Golledge NR, Kowalewski DE, Naish TR, Levy RH, Fogwill CJ, Gasson EG.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26469052

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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