2015年10月12日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #看護士 #准看護師 #看護助手 #東日本大震災 #二次医療圏

TITLE
『Trends in the geographic distribution of nursing staff before and after the Great East Japan Earthquake: a longitudinal study.』
BRIEF
本論文は「長期的調査による東日本大震災前後の看護職員の地理的分布の傾向」に関する論文です。著者らは「岩手県、宮城県および福島県の医療ケアシステムは2011年3月11日の東日本大震災により重大なダメージを受けた」、「これら地域の看護士不足は関心事であるが、しかし経時的傾向は研究されていない」と背景を説明されて、「東日本大震災前後におけるそれら県の二次医療圏における人口当たり総看護スタッフの地理的分布の、職種別も含めた、傾向」を調査されています。「長期的研究は6年間に渡り、4つの時点(2007年、2010年、2011年および2013年の7月)において岩手県、宮城県及び福島県内の、東日本大震災で重大な損傷を受けた、全ての病院の入院基本料の報告を利用」、「二次医療圏内の人口当たり総看護スタッフ数を算出し、記述統計として取りまとめ」、「2010年から2013年に掛けた変化を職種ごとに分析し、地図化」された結果、「沿岸部の二次医療圏では東日本大震災発生直後に人口当たり総看護スタッフ数の比率は減少した」、「2013年には殆どの二次医療圏において同比率は上昇し、東日本大震災発生前のレベルを超えた」、「しかしながら次の地域では2010年から2013年に掛けて、人口当たり看護スタッフ数の変化はマイナス値となった:両磐はマイナス4パーセント、石巻-登米-気仙沼はマイナス1.9パーセント、相双はマイナス47.7パーセント、磐城はマイナス1.9パーセント」、「福島第一原子力発電所に最も近い相双における、職種ごとの人口当たり総看護スタッフの変化率は看護士がマイナス33.7パーセント、准看護師がマイナス57.7パーセント、看護助手でマイナス63.2パーセント」等を報告され、「今回の結果は、東日本大震災による人口当たり総看護スタッフ数の経時的傾向が物理的ダメージを受けた地域と放射能の影響を受けた地域で異なっていたことを示唆している」、「職種ごとのトレンドの差異も確認され、最も放射能の影響を受けた相双ではその他の二次医療圏よりも人口当たり総看護スタッフ数の減少が大きい」、「さらに3職種の中では看護助手数が最も影響を受けていた」と結論したうえで、「東日本大震災後の医療ケアシステムの再構築を進めるためには、原子力事故後の看護士及び看護助手を確保するための政策の促進が不可欠である」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Morioka N, Tomio J, Seto T, Kobayashi Y.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26303374

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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