2015年10月07日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #セシウム134 #屋内退避 #県外避難 #内部被ばく #トービット重回帰分析

TITLE
『An evaluation of early countermeasures to reduce the risk of internal radiation exposure after the Fukushima nuclear incident in Japan.』
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故後に取られた内部被ばくリスク低減のための初期対応の評価」に関する論文です。著者らは「放射性物質が放出された後、発生直後の初期段階における放射性核種の摂取は影響地域の個々人にとって総内部被ばく量に対する主たる寄与要因となる」、「しかし初期内部被ばくリスクに関する評価は著しく不足している」と背景を説明されて、「初期段階の避難または屋内退避と福島第一原子力発電所事故から4カ月後における内部被ばくレベルの関連を評価し、考えられる汚染経路を推定」されています。「福島第一原子力発電所から北23kmに位置する南相馬市立総合病院で内部被ばくスクリーニングプログラムを受けた対象母集団は525人」、「分析データには原子力発電所事故から4カ月後の2011年7月に実施されたスクリーニング、そして初期対応行動-行政より指示された屋内退避や避難等-に関するアンケートを含む」として「それら初期対応とセシウム134の内部被ばくレベルとの関連をトービット重回帰分析により評価」されています。その結果、「福島県外へ避難した被験者と福島県内に留まっていた被験者のセシウム134の汚染レベルは同程度であった(相対危険度は0.86、95%信頼区間は0.74から0.99)」、「屋外で過ごした時間と汚染レベルとの間に有意な関連は確認されなかった」、「総内部被ばくに対する原子力発電所から放出された放射性プルームからの吸入の影響は非常に低く、検査に用いたホールボディカウンタでは検出できなかった」と報告されて、「内部被ばくに対する避難や屋内退避の限られた効果を考慮すると、放射性物質放出事故に対するそれら初期対応実施の決定は、潜在的な効果と健康リスクのバランスを慎重に取ったうえで行われるべきである」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Nomura S, Tsubokura M, Gilmour S, Hayano RS, Watanabe YN, Kami M, Kanazawa Y, Oikawa T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26363171

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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