2015年06月26日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #田村市 #川内村 #飯館村 #個人線量 #帰郷

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
Estimating Annual Individual Doses for Evacuees Returning Home to Areas Affected by the Fukushima Nuclear Accident. 本論文は「福島第一原子力発電所事故により影響を受けた地域へ帰郷する避難者の年間個人線量の推定」に関する論文です。著者らは「2011年の原子力事故後の福島県の復興に寄与することを目的として、福島県の田村市( http://www.city.tamura.lg.jp/ )、川内村( http://www.kawauchimura.jp/ )、および飯舘村( http://www.vill.iitate.fukushima.jp/shoukai/gaiyou.html )に帰郷予定の避難者の年間個人線量を推定」されています。その結果、「推定に必要な基礎データを得るための空間線量率と個人線量計による個人線量は多くの居住及び商業地域で測定された」、「測定の結果、個人線量計による個人線量値の空間線量値に対する比は誤差10%で0.7」、「調査地域における実効個人線量は空間線量に0.7を乗じることが適切な方法であると考えられる」、「年間個人線量は- 空間線量と個人線量の関係を考慮に入れて -調査地点の空間線量率に基づき、典型的な生活・ワークスタイルを想定して推定した」、「その結果、田村市で0.6から2.3mSv/年、川内村で1.1から5.5mSv/年、そして飯舘村3.8から17mSv/年」 、「調査地域全てで、屋外作業従事者の推定線量は屋内作業従事者のそれよりも高い」等を報告されて、「屋外作業従事者が屋外で過ごす時間の総量を低減するための手段は、被ばく線量を減らすための効果的な方法になるであろう」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Yajima K, Kurihara O, Ohmachi Y, Takada M, Omori Y, Akahane K, Kim E, Torikoshi M, Yonehara H, Yoshida S, Sakai K, Akashi M.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26107433
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/