2015年06月19日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #ヨウ素131 #セシウム134 #セシウム137 #福島市 #生涯寄与リスク #マーケットバスケット方式 #陰膳方式

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
Estimated dietary intake of radionuclides and health risks for the citizens of Fukushima City, Tokyo, and Osaka after the 2011 nuclear accident. 本論文は「2011年福島第一原子力発電所事故後の福島市、東京および大阪の市民の飲食を通した放射性核種摂取と健康リスク」に関する論文です。著者らは「2011年に福島第一原子力発電所から放出された放射性核種は健康リスクをもたらした」と背景を説明されて、「原子力事故後、福島市(避難区域外)、東京そして大阪の市民が口にした飲料水や食品中のヨウ素131、セシウム134およびセシウム137の摂取による1年目平均線量を推定」されています。「福島市民については2つのシナリオ- ケース1:市場から購入した野菜を消費した市民、ケース2:地元で生育した野菜を消費した市民(保守的なシナリオ) -を検討」して、その結果、「セシウム134とセシウム137の推定実効線量はマーケットバスケット方式調査および陰膳方式調査による推定とよく一致した」、「成人のヨウ素131の摂取による平均甲状腺等価線量は福島市ケース1が840µSv、同ケース2が2700μSv、東京が370μSv、大阪が16μSv」、「セシウム134とセシウム137の摂取による平均実効線量はそれぞれ19µSv、120µSv、6.1µSv、1.9µSv」、「本研究で推定された線量は世界保健機関と原子放射線の影響に関する国連科学委員会による報告値よりもかなり低い」、「95パーセンタイル実効線量は平均値の2から3倍」、「摂取による甲状腺がんの生涯寄与リスクは福島市ケース1、福島市ケース2、東京および大阪それぞれ2.3-39×10^-6、10-98×10^-6、0.95-14×10^-6、0.11-1.3×10^-6」、「摂取による甲状腺がんの生涯寄与リスクの全被ばくに対する寄与はケース1で7.5%-12%、ケース2で12%-30%」と報告されています。
AUTHOR(S)
Murakami M, Oki T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25390339
EnglishJapaneseReference
United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation 原子放射線の影響に関する国連科学委員会 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%9B%BD%E9%80%A3%E7%A7%91%E5%AD%A6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/