2015年06月17日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #南相馬市立総合病院 #内部被ばく #外来患者 #入院患者 #セシウム

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
Impact of natural disaster combined with nuclear power plant accidents on local medical services: a case study of Minamisoma Municipal General Hospital after the Great East Japan Earthquake. 本論文は「原子力発電所事故を伴った自然災害の地域医療サービスへの影響:東日本大震災後の南相馬市立総合病院のケーススタディ」に関する論文です。著者らは「原子力発電所事故の地域医療センターへの影響を明確にするため、東日本大震災そして後に続く福島第一原子力発電所事故発生から最初の10日の南相馬市立総合病院の運営を調査」、「データは2011年3月11日から20日の医療記録と病院運営記録から抽出」、「災害に関する事実情報は公開情報から取得」されて、その結果「全部で622人の外来患者と241人の入院患者が治療を受けていた」、「外来患者は43人の負傷者、6人の心肺停止、そして573人の慢性疾患患者」、「241人の入院患者は5人が死亡、137人が退院、そしてその他99人が他の病院に移送された」、「地震後4日間、通信手段、医療品、食品の供給が途絶えた」、「4日目に病院理事は職員の病院退出を許可した」、「39人全ての臨時職員は即座に避難、239人の正規職員中71人が留まった」、「それら職員は患者の世話以外にも追加の業務や、他の病院への患者移送を担った」、「2011年7月から8月に内部被ばくスクリーニング検査が行われ、放射性セシウムの摂取による健康リスクの程度を表す預託実効線量は最小限であった」、「災害後、福島第一原子力発電所から半径30km圏内の避難区域に位置する病院は孤立した」等を報告され、「その様な状況におけるヘルスケアシステムのメンテナンスは困難になる」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Kodama Y, Oikawa T, Hayashi K, Takano M, Nagano M, Onoda K, Yoshida T, Takada A, Hanai T, Shimada S, Shimada S, Nishiuchi Y, Onoda S, Monma K, Tsubokura M, Matsumura T, Kami M, Kanazawa Y.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25427564
EnglishJapaneseReference
Minamisoma Municipal General Hospital 南相馬市立総合病院 https://www.facebook.com/minamisomahospital
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/