2015年06月17日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #南相馬市 #小中学生 #慢性被ばく #セシウム

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
Absence of internal radiation contamination by radioactive cesium among children affected by the Fukushima Daiichi nuclear power plant disaster. 本論文は「福島第一原子力発電所事故の影響を受けた子供たちの間の放射性セシウムによる内部被ばく」に関する論文です。著者らは「放射能汚染地域の住民の間で慢性的な内部被ばくは長期的な蓄積線量の相当な割合を占める」、「しかしながら停止した福島第一原子力発電所近傍の住民に関する現状の慢性的な内部被ばくの先行研究は少ない」と背景を説明されて、「ホールボディカウンタを利用し、2013年の5月から7月にかけて(原子力事故から26から28ヶ月後)南相馬市の22の学校に通学する小学生と中学生の内部被ばくレベルを調査」されています。「南相馬市の小中学生3299人の内、98%に当たる3255人が学校の健康診断を通じてスクリーニング検査を受けた」その結果、「一人の生徒にも放射性セシウムによる内部被ばくは確認されなかった」、「福島第一原子力発電所近傍の住民の間には慢性的な内部被ばくに関する何らのリスクも確認されなかった」と報告されています。「福島県内では地方公共団体、ボランティア、そして農業従事者による現行の食品検査は充分に機能している」、「しかしながらホールボディカウンタによるスクリーニング検査と併せた食品のスクリーニング管理は重要な公衆衛生的介入であり、放射能汚染地域におけるこれ以上の内部被ばくを防止するために継続すべきである」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Tsubokura M, Kato S, Nomura S, Morita T, Sugimoto A, Gilmour S, Kami M, Oikawa T, Kanazawa Y.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25437518
EnglishJapaneseReference
Minamisoma city 南相馬市 https://ja-jp.facebook.com/MinamisomaCity
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/