2015年06月11日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #リカバリー #レジリエンス #小児甲状腺がん #甲状腺ブロック #ヨウ素剤

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
Post-crisis efforts towards recovery and resilience after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident. 本論文は「福島第一原子力発電所事故後のリカバリーとレジリエンスに向けた危機後の取組」に関する論文です。著者らは「1991年くらいからチェルノブイリ周辺で見られたように、放射能と関連するよく知られた晩発性がんの一つが小児甲状腺がんである」、「それ故、2011年3月の福島第一原子力発電所事故により、吸入や汚染食品、汚染ミルクの無規制摂取により甲状腺に強く影響する可能性がある短寿命放射性ヨウ素が環境中に大量に放出されたため、事故後直ぐに放射線防護手段の一つとして- 避難と室内待機に加えて -ヨウ素剤による甲状腺ブロックが検討された」、「極めて幸いなことに、福島での甲状腺への被ばく線量は- 全身同様 -何らかの放射能関連がん発症リスクが確認されないほど低い、と今では次第に考えられている」、「福島住民の放射能に関連する健康上の影響のリスクはチェルノブイリのそれとはまったく異なり、さらに原子力事故時の個々人の推定被ばく線量は極めて低いが、放射能への恐れと心配から多くの人々は心理社会的および精神的ストレスを受けており、移住ではなく避難という不確定かつ不明確な状況に置かれつづけている」、「それ故、リカバリーとレジリエンスに関連する最良の活動と実践が- 地元および地域レベルで -振興され、支持され、実行されることが極めて重要である」、「個々人とコミュニティの心理社会的福利はレジリエンスの主要な要素であり、地元の個々人、健康の専門家、そして行政は最良の解決策の提供する実態を確認、提供する独自の立場にある」と述べられています。
AUTHOR(S)
Yamashita S, Takamura N.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26059007
EnglishJapaneseReference
thyroid blocking 甲状腺ブロック https://www.nsr.go.jp/archive/nisa/word/10/0426.html
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/