2015年06月09日 学術論文の紹介-03 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #南相馬 #子供の追加実効線量

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
Assessment of the Annual Additional Effective Doses amongst Minamisoma Children during the Second Year after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Disaster. 本論文は「福島第一原子力発電所事故から2年目の南相馬の子供の年間追加被ばく実効線量」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所近辺に住まう住民のために、外部および内部被ばくレベルの評価- 慢性的な被曝による実効線量の計算を含む -そして長期的な被曝に関連する健康リスクの評価は必須事項である」と背景を説明されて、「外部および内部スクリーニングプログラムに参加した南相馬の全ての子供のデータを用いて福島第一原子力発電所事故による年間追加被ばく実効線量を評価」しています。「2012年4月1日から2013年3月31日にかけて合計881人の子供が内部および外部被ばくスクリーニングプログラムに参加」し、その結果、「追加被ばく実効線量のレベルは0.025mSv/年から3.49mSv/年(中央値は0.70mSv/年)」、「878人、99.7%の子供から内部汚染は確認されず、追加被ばく実効線量の90.3%は外部被ばくの結果によるものであった」、「得られた知見は"原子放射線の影響に関する国連科学委員会"による推定線量と比較的一致している」と報告され、「南相馬の子供たちの年間追加被ばく実効線量のレベルは- 個人差を考慮に入れても -低い」、「汚染食品のコントロールが功を奏した結果、内部被ばくによる線量は無視できるレベルであったと推定できる」と結論されています。
AUTHOR(S)
Tsubokura M, Kato S, Morita T, Nomura S, Kami M, Sakaihara K, Hanai T, Oikawa T, Kanazawa Y.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26053271
EnglishJapaneseReference
Minamisoma 南相馬 http://www.city.minamisoma.lg.jp/
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/