2015年06月09日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #セシウム134 #北太平洋北部 #セシウム137 #大気圏核実験由来 #亜熱帯域

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
Impact of Fukushima-derived radiocesium in the western North Pacific Ocean about ten months after the Fukushima Dai-ichi nuclear power plant accident. 本論文は「福島第一原子力発電所事故から10ヶ月後の北太平洋西部における福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムの影響」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所事故から10ヶ月後の2012年冬季、北太平洋西部の東経149度の子午線に沿った地点のセシウム134とセシウム137の垂直分布を調査」されて、その結果、「福島第一原子力発電所から直接的に汚染水が排出されていることにより、北緯35度から40度の移行領域で福島第一原子力発電所由来のセシウム134濃度と水柱インベントリが最大値を示した」、「福島第一原子力発電所事故直前の大気圏核実験由来のセシウム137濃度は、セシウム134濃度に対するセシウム137濃度の超過分に相当する」、「大気圏核実験由来のセシウム137水柱インベントリが亜熱帯域- 北緯35度の南 -で最大であったことは、今後数十年間に福島第一原子力発電所由来のセシウム134もまた移行領域から亜熱帯域に移行することを示唆している」、「減衰補正した福島第一原子力発電所由来のセシウム134と大気圏核実験由来のセシウム137の水柱インベントリ平均値はそれぞれ1020±80および820±120Bq/m^2と推定されたことは、2012年冬季における北太平洋西部の福島第一原子力発電所の影響は核実験によるものとほぼ同一」等を報告され、「放射性セシウムの水柱インベントリと表層水放射能濃度の関連は、北太平洋へ放出された福島第一原子力発電所由来放射性セシウムの今後の全量推定にとって重要な情報である」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Kumamoto Y, Aoyama M, Hamajima Y, Murata A, Kawano T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25461523
北緯37.5度-東経149度地点
EnglishJapaneseReference
Pacific Ocean 太平洋 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/