2015年06月04日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #低減係数 #木造家屋 #飯舘村 #小高区 #中央値 #四分位範囲 #セメント瓦 #IAEA-TECDOC-1162

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEBRIEF
Reduction factors for wooden houses due to external γ-radiation based on in situ measurements after the Fukushima nuclear accident. 本論文は「福島第一原子力発電所事故後のin-situ測定による木造家屋の外部ガンマ線低減係数」に関する論文です。著者らは「殆どの住民は室内で多くの時間を過ごすため、原子力事故後の住民の被ばく線量を推定するには低減係数 - 室内線量に対する室外線量の比率 - が重要となる」と背景を説明されて、「福島第一原子力発電所事故後、2つの避難指示区域 - 飯舘村と小高区 - の69の戸建て木造家屋から522の測定データを得て、中央値は0.43、四分位範囲は0.34から0.53であった」ことを報告されています。さらに「低減係数の中央値についてはIAEA-TECDOC-225及びIAEA-TECDOC-1162の代表値0.4と統計的に有意な差は見られなかった」、「しかしながら 低減係数の代表的範囲に関してはIAEAの0.2から0.5(データの66.5%のみをカバー)ではなく、それよりも広い範囲 - 0.2から0.7(データの87.7%をカバー)、少なくとも0.2から0.6(データの80.7%をカバー) - を推奨する」と提言され、「家屋内での部屋の位置、立地場所そしてセメント瓦の使用は低減係数に大きな影響があることを確認した」と結論されています。
AUTHOR(S)
Yoshida-Ohuchi H, Hosoda M, Kanagami T, Uegaki M, Tashima H.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25519512
IAEA-TECDOC-225http://www.iaea.org/inis/collection/NCLCollectionStore/_Public/11/531/11531386.pdf#page=63
IAEA-TECDOC-1162http://www-pub.iaea.org/mtcd/publications/pdf/te_1162_prn.pdf#page=109
EnglishJapaneseReference
Odaka district 小高区 https://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/8,3557,54,html
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/