2015年05月28日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #不安 #市民 #医者 #政府 #東京電力 #労働衛生 #環境衛生 #放射線生物学

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEBRIEF
What have we learned from a questionnaire survey of citizens and doctors both inside and outside Fukushima?: survey comparison between 2011 and 2013. 本論文は「2011年と2013年に行われた福島内外の市民と医者への質問調査結果の比較」に関する論文です。著者らは「廃炉にかかる推定年数はおよそ40年と考えられる故、福島第一原子力発電所での災害は未解決のままであると言える」、「1ミリシーベルトから100ミリシーベルトの放射線に被曝する作業員数は増加し続けている」と背景を説明され、「福島第一原子力発電所事故の進行を理解するため、そして労働衛生と環境衛生にとって今後すべきことを予測するため、著者らは2011年と2013年に福島内外に住まう市民と医者に調査」を行われています。その結果、「両年を比較すると、福島内の市民は不安を抱え続けていたが、福島外の市民の不安は和らいでいる傾向にあった」、「放射線生物学を最近学んだ医学部生の継続的な不安はその他のグループと比較するとずっと少なく、このことは放射能の影響についての学習は自分を取り巻く現状を客観的かつ正確に理解するために重要であることを示唆している」、「2013年調査における政府と東京電力への不信はすべてのグループで高いままであった」等を報告され、「それ故、政府、東京電力、そして放射線の専門家による長期にわたる率直な説明は信頼関係を築くためのみならず、心理的ストレスを緩和するためにも不可欠である」と結論されています。
AUTHOR(S)
Kohzaki M, Ootsuyama A, Moritake T, Abe T, Kubo T, Okazaki R.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25580668
EnglishJapaneseReference
radiation biology 放射線生物学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/