2015年05月28日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #北西太平洋 #航海調査 #セシウム #台湾 #亜熱帯モード水 #サブダクション #中国 #ERICAツール #スクリーニング線量率

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEBRIEF
Radioactive status of seawater in the northwest Pacific more than one year after the Fukushima nuclear accident. 本論文は「福島第一原子力発電所事故から1年以上経過後の北西太平洋の海水の放射能状態」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所事故の影響を調査するため、2011年から2014年にかけて8回の航海調査が行われた」として、「本論文では2012年5月から6月に行われた3回目の海水調査の結果を報告」されています。その結果、「北西太平洋では福島第一原子力発電所事故から1年以上経過後もその影響が明確に確認された」、「しかしながら2011年に行われた1回目と2回目の結果と比較すると、3回目の海水の放射能は大きく減衰していた」、「セシウム137とセシウム137の最大値及び最大平均値が水深200mの層で確認されたことは、セシウム137とセシウム134は水深200m以下に移行された可能性が高いことを示唆している」、「台湾最南端から430km、北緯21.50°,東経125.00°E(21.50°N, 125.00°E)、水深200mの地点でセシウム134が確認された」、「亜熱帯モード水の形成とサブダクションとがこのプロセスの最も説得力のある説明である」、「中国の沿岸水には福島第一原子力発電所から放出された放射性汚染物質による影響は確認されなかった」、「ERICAアセスメントツールによる推定によれば、セシウム137、セシウム134およびストロンチウム90による放射能上昇程度はスクリーニング値(線量率、10μGy/h)の千分の一から百万分の一である」等を報告されています。 
AUTHOR(S)
Men W, He J, Wang F, Wen Y, Li Y, Huang J, Yu X.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25582087
北緯21.50°,東経125.00°
EnglishJapaneseReference
Subtropical Mode Water 亜熱帯モード水 http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/obs/knowledge/stmw/stmw_ref.html
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/