2015年05月27日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #KURAMA-II #山岳落葉広葉樹林 #セシウム #空間線量率

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEBRIEF
Catchment-scale distribution of radiocesium air dose rate in a mountainous deciduous forest and its relation to topography. 本論文は「山岳落葉広葉樹林における放射性セシウム空間線量率の流域スケール分布とその地形との関連」に関する論文です。著者らは「小型ガンマ線測定システム"KURAMA-II"を利用し、山岳地帯のウォークスルー調査により数多くの空間線量率を計測」、「福島第一原子力発電所事故由来の放射性セシウムが降下した山岳落葉広葉樹林の空間線量率マップを作製」、「計測は0.6km^2の流水域を対象として2013年の8月と9月に行い、空間線量率と山岳地形との関連を調査」されて、「高度とともに空間線量率が上昇していることは、尾根にはより多くの放射性セシウムが沈着していることを示し、そして土壌侵食や排水による大規模な下方への移行がなく2.5年そこに留まっていたことを示唆している」、「放射性雲が流水域に向かった時の卓越風の方向は空間線量率に大きく影響する」等を報告されて、「KURAMA-IIによる連続計測の結果に基づく山岳森林地帯の空間線量率の変化は、線量率と汚染沈着の空間的変化を評価するためのサンプル地点とその密度を決定する際は、地形の考慮が重要であることを示唆している」と結論されています。
AUTHOR(S)
Atarashi-Andoh M, Koarashi J, Takeuchi E, Tsuduki K, Nishimura S, Matsunaga T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26005183
KURAMA-II http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/kurama/kurama2.html
EnglishJapaneseReference
Ridge 尾根 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E6%A0%B9
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/