2015年05月26日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #耳石 #ストロンチウム90 #セシウム #アイナメ #メバル #エゾイソアイナメ #ベータ線 #ガンマ線

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEBRIEF
Use of otolith for detecting strontium-90 in fish from the harbor of Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant. 本論文は「ストロンチウム90検出のための福島第一原子力発電所港湾内の魚類中の耳石の利用」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウムの汚染レベルを明らかにするために、福島第一原子力発電所港湾内で採集した3種の魚類をガンマ線分析」されて、「筋肉中の放射性セシウム濃度は、例え同種、同サイズの場合でも、個々の魚で異なっており、標準体長との間にわずかな関係を示した」、「最大放射性セシウム濃度はアイナメから確認された」、「湾外のデータと比較すると、湾内の放射性セシウム汚染レベルは湾外のそれよりも高かった」、「福島第一原子力発電所港湾内で採集した魚の耳石からベータ線が検出された」、「ベータ線強度と3種の魚の筋肉中の放射せセシウム濃度とに相関が見られた」、「メバルの耳石から検出されたベータ線量と内臓器官を除くメバルの全身中の放射性セシウム濃度及びストロンチウム90濃度との間には有意な相関が見られた」等を報告され、「しかしながら、福島第一原子力発電所周辺のエゾイソアイナメからベータ線が検出されなかったことは、"耳石からのベータ線検出は福島第一原子力発電所港湾内での生息を意味している可能性がある"ことを示唆している」と結論されています。
AUTHOR(S)
Fujimoto K, Miki S, Kaeriyama H, Shigenobu Y, Takagi K, Ambe D, Ono T, Watanabe T, Morinaga K, Nakata K, Morita T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26000895
EnglishJapaneseReference
fat greenling アイナメ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%A1
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/