2015年05月26日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #ウメノキゴケ #セシウム #地衣類 #キノウメゴケ #マツゲゴケ #バイオモニタリング #スピアマン順位相関

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEBRIEF
Radiocaesium activity concentrations in parmelioid lichens within a 60 km radius of the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant. 本論文は「福島第一原子力発電所から半径60km以内のウメノキゴケの放射性セシウム濃度」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所事故からおよそ2年後、福島県内でウメノキゴケを採集され、そのセシウム134およびセシウム137放射能濃度を測定」、「福島第一原子力発電所から半径60km以内の16か所から9種合計44のサンプルを採集」され、「セシウム134の放射能濃度は4.6から1,000kBq/kg、セシウム137は7.6から1,740kBq/kg」、「地衣類のセシウム137濃度とセシウム137の土壌沈着濃度との間には有意な正の相関が確認され、スピアマン順位相関による相関係数は0.90(p値<0.01)」、「2つの主たる種、キノウメゴケ(n=12)とマツゲゴケ(n=11)については、それぞれ相関係数が0.92と0.90(ともにp値<0.01)と高い正の相関を示した」等を報告され、「それゆえ、キノウメゴケとマツゲゴケは福島県内の放射性セシウム降下物レベルのバイオモニタリングとなることが示唆される」と結論されています。
AUTHOR(S)
Dohi T, Ohmura Y, Kashiwadani H, Fujiwara K, Sakamoto Y, Iijima K.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26002488
EnglishJapaneseReference
Parmelioid lichens ウメノキゴケ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%82%AD%E3%82%B4%E3%82%B1
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/