2015年05月22日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #甲状腺線量 #ヨウ素131 #摂取量比 #セシウム137 #飯館村 #川俣町

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEBRIEF
INTAKE RATIO OF 131I TO 137CS DERIVED FROM THYROID AND WHOLE-BODY DOSES TO FUKUSHIMA RESIDENTS. 本論文は「甲状腺線量と全身線量による福島の住民のセシウム137に対するヨウ素131の摂取量比」に関する論文です。著者らは「福島住民の内部甲状腺線量を再構築するために、ホールボディカウンタ計測値を利用できるようにするためのセシウム137に対するヨウ素131の摂取量比」を分析されており、「摂取量比は様々な年齢階級の人々が2種の核種を同放射能比で、同時期に摂取したという仮定(年齢依存呼吸率を考慮)に基づき、子供の甲状腺線量分布と成人の実効線量分布より求めた」、「2つの線量分布は福島第一原子力発電所の北西に位置する飯舘村と川俣町の住民から得た」、「結果として住民の摂取量比は2から3であり、サンプル大気中の放射能比よりも小さかった」、「この差の主たる理由は日本人被験者の甲状腺ヨウ素摂取率が国際放射線防護委員会(ICRP)による体内動態モデルのそれよりも相対的に小さいことにあると推定される」、「核種2種の実際の摂取量比は福島第一原子力発電所の南部よりも高いと考えられるが、それは個々人の摂取に対する3回の大きな放射能雲(プルーム)の寄与程度による」と報告され、「この問題を明らかにするには、福島第一原子力発電所事故による初期の内部被ばく線量再構築の一部として、さらなる研究が必要である」と提言されています。 
AUTHOR(S)
Kim E, Kurihara O, Tani K, Ohmachi Y, Fukutsu K, Sakai K, Akashi M.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25982788
EnglishJapaneseReference
biokinetic model 体内動態モデル http://www.bmap.ucla.edu/docs/ICRP_106_RadiationDosetoPatientsfromRadiopharmaceuticals_vol38_2008.pdf#page=49
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/