2015年05月16日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #深度プロファイル #放射能比 #変動係数 #セシウム134 #セシウム137

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
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VARIABILITY OF RADIOCAESIUM INVENTORY IN FUKUSHIMA SOIL CORES FROM ONE SITE MEASURED AT DIFFERENT TIMES. Mishra S, Sahoo SK, Arae H, Sorimachi A, Hosoda M, Tokonami S, Ishikawa T. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25969520 本論文は「福島の1地点で採集した土壌コア中の放射性セシウムインベントリの時間変化」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所事故の結果、主としてセシウム134とセシウム137の沈着による土壌放射能汚染が引き起こされた」、「外部放射能は人間や動物を長期に渡り放射線にさらす可能性があるため、汚染地域は大きな関心事となる」、「地上の外部被ばく線量率は放射性核種の崩壊、そして経時的な土壌深部への移行とともに減衰する」と背景を説明され、「1年間に渡って異なる日時における放射性セシウム同位体の深度プロファイル」を調査されています。その結果、「深さ10cmの地点を4回に渡り測定した結果、セシウム134とセシウム137の放射性セシウムインベントリはそれぞれ2.09から4.14MBq/m^2(変動係数は27.4%、n=4)、2.13から4.23MBq/m^2(変動係数は27.3%、n=4)であった」、「134Cs/137Cs放射能比は1年間(2012年7月から2013年6月)に0.62から0.46へと低下した」等を報告され、「しかしながら2011年3月15日を基準日として減衰補正した放射能比が一定であったことは、福島第一原子力発電所事故由来の汚染であることを示唆している」として「土壌プロファイル中の放射性セシウムの分布を理解するために、土壌の物理化学的特性評価を実施する」とされています。
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/