2015年05月08日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #セシウム134 #セシウム137 #セシウム133 #廃棄物 #下水汚泥 #フライアッシュ #ボトムアッシュ #塩化セシウム #RDF

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Behavior of cesium in municipal solid waste incineration. Oshita K, Aoki H, Fukutani S, Shiota K, Fujimori T, Takaoka M. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25697082 本論文は「廃棄物焼却炉中のセシウムの動態」に関する論文です。著者らは「2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故の結果、放射性核種、主としてセシウム134とセシウム137が放出され、地域の廃棄物と下水汚泥を汚染した」、「廃棄物の安定化とその減量化は重要な問題であるが、中間処理プロセスによる放射性核種の二次放出も問題である」、「残念なことに廃棄物処理中における放射性核種の動態に関する先行研究は少ない」等を背景として「セシウム133(安定同位体)またはセシウム134(放射性核種)を付着させた廃棄物固形燃料の焼却実験により、廃棄物焼却中の放射性核種の動態」を分析されています。「燃焼中のセシウムの動態と化学的形態を明らかにするために、熱重量分析と示差熱分析、そして焼却灰中のセシウムのX線吸収微細構造解析」を行った結果、「高温及び高当量比の場合、セシウム133は低濃度でボトムアッシュ中に分布し、当量比の影響は低温でより有意であった」、「セシウム134はセシウム133と同様の動態であった」、「熱重量分析、示差熱分析及びX線吸収微細構造解析を通して、廃棄物固形燃料中の一部のセシウムは気化し、フライアッシュ中に移行して廃棄物焼却炉中で塩化セシウムとして存在することを確認した」等を報告されています。そして「セシウム汚染廃棄物は高温で焼却することにより、結果的に少量のフライアッシュ(高濃度放射性セシウムを含む)と、ボトムアッシュ(低濃度放射性セシウムを含む)をもたらす」と結論されています。
EnglishJapaneseReference
Refuse Derived Fuel 廃棄物固形燃料 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%9B%BA%E5%BD%A2%E7%87%83%E6%96%99
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/