2015年05月07日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #関東平野 #空間線量率 #放射性核種 #垂直分布 #雲凝結核 #霧水沈着

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Altitude-dependent distribution of ambient gamma dose rates in a mountainous area of Japan caused by the fukushima nuclear accident. Hososhima M, Kaneyasu N. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25705987 本論文は「福島第一原子力発電所事故後の日本の山岳地帯の空間ガンマ線量率の垂直分布」に関する論文です。「福島第一原子力発電所事故の際、東日本の山岳地帯を含む広範な地域の大気中に多量の放射性核種が放出された」ことを背景として、「日本の関東平野北の縁の山岳地帯を山道に沿って携帯測定器により測定された大気中の空間ガンマ線量率の垂直分布」を分析されています。そして「東京から北、120kmに位置する日光山地域では海抜900mから2000mの範囲で垂直分布最高値を示した」、「この地域は日本時間2011年3月15日23時00分まで降下物の影響を受けなかった」、「移行モデルを使った数々のシミュレーションによると、その時までには損傷した原子炉から相当量の放射性核種が放出されていた」、「気象観測データによればその海抜は雲層の内部であった」、「海抜1292mの地点に設置されている無人測候所のモニターもまた3月15日の午後に視界不良を記録している」等を報告されており「それら結果から、放射能汚染の垂直分布は雲凝結核として振る舞うエアロゾルの中に含まれている放射性核種の霧水沈着過程による、と推測される」と結論されています。
EnglishJapaneseReference
Kanto Plain 関東平野 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%B9%B3%E9%87%8E
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/