2015年05月06日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #福島県民健康管理調査 #肥満 #高脂血症 #高尿酸血症 #肝機能障害 #高血圧症 #糖代謝異常 #腎機能障害

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、"BRIEF"欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
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The basic data for residents aged 16 years or older who received a comprehensive health check examinations in 2011-2012 as a part of the Fukushima Health Management Survey after the great East Japan earthquake. Kawasaki Y, Hosoya M, Yasumura S, Ohira T, Satoh H, Suzuki H, Sakai A, Ohtsuru A, Takahashi A, Ozasa K, Kobashi G, Kamiya K, Yamashita S, Abe M; Fukushima Health Management Survey Group. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25747607 本論文は「東日本大震災後の福島県民健康管理調査の一部として、2011年から2012年の健康診断を受けた16歳以上の住民の基本データ」に関する論文です。「福島第一原子力発電所事故後の地域住民の長期的健康管理の補助と健康への影響を評価するために、福島県は福島県民健康管理調査を実施することとした」として、著者らは16歳以上の住民の2011年と2012年の健康管理調査結果を詳述されています。「対象者は避難地域の16歳以上の住民」、「健康診断には身長、体重、腹囲、BMI、血圧、生化学的臨床検査所見そして末梢血検査所見が含まれる」として「1)2011年と2012年それぞれに56,399人と47,009人の16歳以上の住人が健康診断を受けた」、「2)両方の年で16歳から39歳の男女の多くに肥満、高脂血症、高尿酸血症、肝機能障害が見られ、肥満と高脂血症の有病率は年齢とともに増加していた。さらに40歳以上では高血圧症、糖代謝異常、腎機能障害の割合が高かった」、「3)2012年の肥満、高血圧症及び高脂血症の頻度は2011年のそれより低かった。しかし肝機能障害、高尿酸血症、糖代謝異常そして腎機能障害の有病率は2011年より2012年の方が高かった」ことを報告されています。そして「それら結果から、肥満、高脂血症、高尿酸血症、肝機能障害、高血圧症、糖代謝異常そして腎機能障害の避難地域住民の数は、すべての年齢階級で年齢とともに増加していたことが示唆され、それゆえ住民の生活習慣病を改善するために健康診断を続けることが必要であると考える」と著者らは結論されています。
EnglishJapaneseReference
Fukushima Health Management Survey 福島県民健康管理調査 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E6%B0%91%E5%81%A5%E5%BA%B7%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%AA%BF%E6%9F%BB
arXiv - http://arxiv.org/
PubMed - http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN - http://www.ssrn.com/en/