2015年05月01日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Radiocarbon concentration in modern tree rings from Fukushima, Japan. Xu S, Cook GT, Cresswell AJ, Dunbar E, Freeman SP, Hastie H, Hou X, Jacobsson P, Naysmith P, Sanderson DC. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25917022 本論文は「2014年に福島のいわき市で採集された樹齢30年の杉の長寿命核種、炭素14を分析」された論文です。定量的に「炭素14の同位体比(Δ14C)は1984年の211.7%から2013年の16.9%までの幅があった」、「同位体比の経時的変化は指数関数的減少であり、それは少なくとも1994年までの北半球ゾーン2(NH zone 2,Hua.Barbetti(2004))の大気中の一般的な数値と変わらない」、「1999年と2004年の同位体比は北半球ゾーン2の数値と比較すると若干少なく、1999年から2013年は2-8ppmV(体積百万分率)の明確な減少を示している」、 「この変化は1990年代に開通した近隣の2つの高速道路の交通量増加と一致している」と報告されており「加えて2011年の年輪に確認された炭素14パルスは福島第一原子力発電所事故により損傷した原子炉からの放出が原因と考えられる」と結論されています。
EnglishJapaneseReference
Northern Hemisphere Zone 2 北半球ゾーン2 http://astrofish.me/Sea_N_Space/Bomb_files/Hua%20and%20Barbetti%202004%20C-14%20Atm.pdf
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/