2015年04月25日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
AMS analyses of I-129 from the Fukushima Daiichi nuclear accident in the Pacific Ocean waters of the Coast La Jolla – San Diego, USA. Stan-Sion C1, Enachescu M, Petre AR. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25901961 本論文は「福島第一原子力発電所事故から2年後のアメリカ合衆国西海岸での放射性核種の増加を確認するため、加速器質量分析装置を用いてヨウ素129を計測した実験研究」に関する論文です。「2013年4月から6月、アメリカ合衆国、サンディエゴ、ラホーヤの入り江で一定間隔のもと採水したサンプルを分析した結果、2013年の晩秋に放射性核種濃度の増加が有意に確認されたこと」、「福島第一原子力発電所事後直後、福島県沖合40km沿岸で計測されたヨウ素同位体比(129I/127I)と比較すると、本研究結果はアメリカ合衆国西海岸での増加を証明していること」、「福島第一原子力発電所事故前の福島のバックグラウンド値と比較して同位体比は2桁高かったこと」、「際立った特徴の一つとして放射能プルームの推定移動速度は12cm/秒であり、それは太平洋の帯状風速度と一致していること」等を報告されています。さらに「ヨウ素129に関する本研究結果と2011年6月以降の「海洋調査船KOK」による計測結果を併せて検討して、トリチウムとセシウム137の放射能を導き出した」とされており「それらアメリカ西海岸での数値は国際規制を超えてはいなかった」と報告されています。
EnglishJapaneseReference
Accelerator Mass Spectrometry 加速器質量分析装置 http://www.jaea.go.jp/04/aomori/ams/index.html
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/