2015年04月23日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Risk and preventive factors for heat illness in radiation decontamination workers after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident. Kakamu T, Hidaka T, Hayakawa T, Kumagai T, Jinnouchi T, Tsuji M, Nakano S, Koyama K, Fukushima T. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25891349 本論文は放射能除染作業員と熱中症との関係、そして効果的な予防策に関する論文です。年齢、性別、除染作業従事期間、前職、熱中症に関して雇用者より受けた講習、熱中症予防策および従事期間中の熱中症の自覚症状についての自記式調査、重回帰分析の結果、「59.8%が熱中症を経験した(統計分析対象作業員平均年齢47.6歳)」、「ステップワイズ選択法により『年齢』、『屋外肉体労働』、『適切な睡眠』、『クールベストの使用』そして『塩の摂取』が予防要因として選択された」、「対して『会社の寮や仮設住居住まい』、『薄着』そして、『朝食摂取』は熱中症リスク要因として選択された」ことを報告されており「放射能除染作業員の熱中症には労働条件と生活環境が関係している」、「作業中の熱中症と住居・睡眠のタイプには強い相関がある」と結論し「熱中症予防のために雇用者は作業員の労働条件のみならず日常生活の状態にも配慮することが必要である」と提言されています。
EnglishJapaneseReference
heat illness 熱中症 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/