2015年04月23日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Predicting radiocaesium sorption characteristics with soil chemical properties for Japanese soils. Uematsu S, Smolders E, Sweeck L, Wannijn J, Van Hees M, Vandenhove H. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25897723 本論文は「放射性セシウムの土壌から植物への移行係数の高い不確実性のため、放射性セシウム捕捉ポテンシャル(RIP)の精密分析が必要となるが福島第一原子力発電所事故の影響エリア内の農業用土壌のRIPのレンジは充分には調査されていない」として「福島県内の汚染地域で採取された表土のRIPとその他の土壌化学的特性を分析」された論文です。「他の土壌と比較して黒ボク土のRIPは低かったこと」、「RIPは土壌有機物含有量とシュウ酸塩可溶アルミニウムとに強い負の相関がみられたこと」、「RIPは土壌粘土含有量と弱い正の相関がみられたこと」、「ヨーロッパの土壌と比較して日本の土壌の粘土分には非晶質鉱物が多く、雲母鉱物が少ないことが示唆されること」、「RIPと土壌有機物含有量とに見られた負の相関は土壌有機物が放射性セシウムとの吸着サイトをマスクしている可能性があること」等を報告されており「土壌有機物含有量と陽イオン交換容量との重回帰分析は決定係数0.64で土壌RIPを説明し、それにより現存する土壌図に基づく土壌RIP図を作成することが可能となる」と結論されています。
EnglishJapaneseReference
soil chemical properties 土壌化学的特性 http://www.nrcs.usda.gov/wps/portal/nrcs/detail/nj/home/?cid=nrcs141p2_018993
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/