2015年04月21日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Changes in radiocesium concentrations in epigeic earthworms in relation to the organic layer 2.5 years after the 2011 Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant accident. Hasegawa M, Kaneko S, Ikeda S, Akama A, Komatsu M, Ito MT. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25890129 本論文は「福島第一原子力発電所事故から半年後の福島県内森林における土壌や落葉落枝層中に生息するミミズ中の放射性セシウム137濃度を調査された論文」の追跡(1年半後、2年半後)、そしてセシウム137の土壌食物網内挙動のより良き理解のために「セシウム137濃度の経時的変化」、「土壌層からミミズへの移行係数」を分析された論文です。「落葉落枝層のセシウム137濃度は急速に減衰、そして0-5cmの土壌層中の濃度は、半年後と1年半後との比較で、増加していること」、「しかし1年半後と2年半後との比較では緩やかになっていること」、「ミミズ体内のセシウム137濃度は調査期間を通して減衰し続けていたこと(原子力発電所事故から2年半後の数値は半年後のそれの18.8-68.5%)」、「落葉落枝層からミミズへの移行係数は経時的に減少していたこと」等を報告されており、「その減少は落葉落枝層および土壌層中のセシウム137の生物学的利用能減衰による可能性がある」と結論され、「ミミズと落葉落枝層、土壌層それぞれの放射性セシウム濃度の変化の関係を探るためには、セシウム137の生物学的利用能変化の継続的な追跡が必要である」とされています。
EnglishJapaneseReference
Transfer factor 移行係数 http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo1.pdf
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/