2015年04月21日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Immediate effects of the Fukushima nuclear power plant disaster on depressive symptoms among mothers with infants: a prefectural-wide cross-sectional study from the Fukushima Health Management Survey. Goto A, Bromet EJ, Fujimori K; Pregnancy and Birth Survey Group of the Fukushima Health Management Survey. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25885267 本論文は「福島第一原子力発電事故」と「福島県に住む乳幼児をもつ母親の間のうつ症状」に関した横断研究です。「原子力事故後、幼い子供の母親は精神疾患に罹患する可能性が高い」として、福島県が行った「福島第一原子力発電所事故時に妊娠していた女性への調査結果」から特に「母親の間のうつ症状と地理的地域、そして福島第一原子力発電所事故後の妊娠中絶との関連」を調査されています。8,196人の単胎児をもった母親を分析し、「28%の女性にうつ症状陽性が見られたこと」、「相双地域の母親と産科医院を変更した母親には共に有意にうつ症状に陽性となる傾向が見られたこと」、「比較的放射線レベルの低い会津といわきの母親にはその逆の結果が見られたこと」を報告されており、「得られた知見は乳幼児を持つ母親のメンタルヘルスの改善は原子力発電事故急性期において最優先されるべきであること、精神状態に関する地域差その中でも妊娠中絶を経験した女性には細心の気遣いが必要であること、を示唆している」と結論されています。
EnglishJapaneseReference
Soso 相双地域 http://fes.fukushima.jp/sousou.php
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/