2015年04月20日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
LESSONS LEARNED FROM FUKUSHIMA DAIICHI NUCLEAR POWER PLANT ACCIDENT: EFFICIENT EDUCATION ITEMS OF RADIATION SAFETY FOR GENERAL PUBLIC. Ohno K, Endo K. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25889605 本論文は福島第一原子力発電所事故の教訓としての「一般大衆向けの効果的な放射線教育」に関する論文です。「全ての放射線防御の専門家は放射能の悪影響に対する一般大衆の不安に理解を示すこと、そして適切に助言することが重要である」として「2011年3月から2012年11月にかけて政府や放射線関連機関のウェブサイトに投稿された一般大衆からの質問と回答を内容の類似性から要約、分類」された上で「372の質問中、放射線に関する知識についての質問が最も多く全体の38%、健康への影響は36%、食材に関しては26%であったこと」、「質問中、18%は子供や妊娠に関するものであったこと」を報告されています。また質問の経時的変化も調査されており「地震直後は放射能関連知識についての質問が主であったがその後健康への影響に関するものが増加していたこと」、「福島第一原子力発電所事故後に住人が経験した不安の主たる理由は放射線に関する知識不足、健康への影響に対する懸念、食材や水に対する不安であったこと」を確認されており、「原子力発電所を持つ国々の一般大衆とのリスクコミュニケーションにとって、それら質問等に注視した教材の開発が需要である」、「医師や医学物理士はそれら質問等に答えられるだけの能力を有する必要があり、健康診断と療法を安全かつ適切な方法で行い続けるべきである」と結論されています。
EnglishJapaneseReference
medical physicist 医学物理士 http://www.jbmp.org/
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/