2015年04月16日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。
TITLEAUTHOR(S)URLBRIEF
Discovery of radioactive silver ((110m)Ag) in spiders and other fauna in the terrestrial environment after the meltdown of Fukushima Dai-ichi nuclear power plant. Nakanishi H, Mori A, Takeda K, Tanaka H, Kobayashi N, Tanoi K, Yamakawa T, Mori S. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25864469 本論文は福島第一原子力発電所事故から6ヶ月後の放射性銀(Ag-110m)の動態を調査された論文です。「福島県相馬郡飯舘村二枚橋で採取されたジョロウグモの体内から3,754ベクレル/kgの放射性銀が検出されたこと(土壌中の同放射能は43.1ベクレル/kg)」、「事故後3年半に渡る調査の結果、多くの節足動物の細胞から、銀はそれら動物にとって必須元素でないにもかかわらず、土壌中より二桁高い放射性銀(Ag-110m)が確認されたこと」、「定点で定期的に採取されたジグモから検出された放射性銀(Ag-110m)の放射能を追跡した結果、物理的半減期よりも減衰が速かったこと」等が報告されており、得られた知見から「放射性銀(Ag-110m)は食物連鎖を通して一旦動物、特に節足動物により生物濃縮されることが示唆される」と結論されており、「それに続く動物体内での放射性銀(Ag-110m)の減衰に関する影響因子ついて論じる」とされています。
EnglishJapaneseReference
Arthropoda 節足動物 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%80%E8%B6%B3%E5%8B%95%E7%89%A9
Atypus karschi ジグモ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%B0%E3%83%A2
arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/