PubMedよりピックアップ:不眠症、睡眠時無呼吸そしてうつ病の関連:2005年から2008年における米国全国健康・栄養調査からの調査結果

PubMedよりピックアップ:不眠症、睡眠時無呼吸そしてうつ病の関連:2005年から2008年における米国全国健康・栄養調査からの調査結果

Title : The relationships between insomnia, sleep apnoea and depression: Findings from the American National Health and Nutrition Examination Survey, 2005-2008.
Author : Hayley AC, Williams LJ, Venugopal K, Kennedy GA, Berk M, Pasco JA.
URL : http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25128225

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25128225


Literal translation of Abstract / アブストラクトの直訳
目的
アメリカの成人の大規模人口ベースのサンプルから、関連する生活様式と健康の要因を調整して、不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸、両者の併発そしてうつ病の間の関連を究明することである。

方法
2005年から2008年の間に米国全国健康・栄養調査に参加した11329人の成人(18歳以上)をサンプルとする。 

不眠症は医師の診断と頻繁な’寝つけない’、’夜中中おきている’、’目覚めるのが早すぎる’そして’日中疲れがとれた気がしない’との自己申告の組み合わせにより分類した。

閉塞性睡眠時無呼吸は医師の診断に加えて自己申告に基づく 頻繁な夜間の’いびき’、’いびき/無呼吸’そして’一日中強い眠気’への陽性判定の合成として分類した。

不眠症と閉塞性睡眠時無呼吸の併発は上記と同様の分類のもと、陽性判定の合成により評価した。

鬱の症状はこころとからだの質問票(PHQ-9)によって評価した。

睡眠障害とうつ病のオッズ比と95%信頼区間は性別、年齢、貧困レベル、喫煙・非喫煙、BMIで調整後、ロジスティック回帰分析により求めた。

結果
不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸またはその併発と報告された人は高い率でうつ病でもあり(それぞれ33.6%、22.2%、27.1%,)、睡眠障害を訴えていない人々よりも一貫して脆弱な健康状態であった。 

性別、年齢、貧困レベル、喫煙・非喫煙、BMIで調整後の不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸およびその併発はうつ病の可能性の上昇と関連があった。

結論
今回の成人に対する大規模サンプル調査では不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸およびその併発は有意にうつ症状との関連が見られた。