PubMedよりピックアップ:中国人の若者に関する強迫性障害症状と個人の気質、家族凝集性そして学校環境:レジリエンスアプローチ

PubMedよりピックアップ:中国人の若者に関する強迫性障害症状と個人の気質、家族凝集性そして学校環境:レジリエンスアプローチ Title : Obsessive-compulsive symptoms and personal disposition, family coherence and school environment in Chinese adolescents: A resilience approach. Author : Sun J, Li ZJ, Buys NJ, Storch EA, Wang JS. URL : http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25113959
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25113959

Literal translation of Abstract / アブストラクトの直訳 背景 強迫性障害の若者のリスク因子の調査は広範に行われているが、特に中国の若者に関する防御因子、レジリエンス因子については行われていない。 本研究の目的は中国人に関する強迫性障害の発生及びその症状とレジリエンス因子との関連を調査することである。 方法 本研究は2つのフェーズから成る。   最初のフェーズは中学生3185人の層化抽出非臨床群を含む断面調査である。 臨床面接はレイトン強迫性検査(LOI)で15項目以上に「ハイ」と回答した生徒の強迫性障害診断を採用した。 第2フェーズではマッチングした288人の強迫性障害患者と246人の健康な若者におけるレジリエンス因子と強迫性障害の関係を分析するために症例対照研究を用いた。 結果 自己実現、柔軟性および自尊心に関する低いスコア、学校における仲間関係に関する低いスコアと強迫性障害とは高い関連が見られた。 正準相関分析の結果、強迫性障害の症状と個人の気質、貧しい仲間関係、そして社会的不適応とは有意に関連が見られたが家族凝集性とは見られなかった。 制限事項 本研究は前向き調査ではないため強迫性障害の発生とレジリエンス因子の因果関係は確認できない。 次に個人の気質、家族凝集性よび学校環境に関する自己記入式問診票の利用は誤差の原因となる。 結論 個人の気質と学校環境におけるレジリエンス因子は強迫性障害の症状と事例性の重要な予測因子である。 これらの関連性を確認するために、前向きのさらなる研究が必要である。