SSRNよりピックアップ:財務省証券の量的緩和オークション

SSRNよりピックアップ:財務省証券の量的緩和オークション Title : QE Auctions of Treasury Bonds Author : Zhaogang Song and Haoxiang Zhu URL : http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2473072
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2473072

Literal translation of Abstract / アブストラクトの直訳 連邦準備制度は量的緩和政策遂行のための米国財務省証券の購入に際してユニークなオークションメカニズムを使う。 本論文では量的緩和オークションの結果と連邦準備制度が7800億ドルの債権を購入した2010年11月から2011年9月における入札参加ディーラーの行動を調査する。  分析データはオークションごとの取引価格、債権取引数量、そしてディーラー情報等を含む。 我々は以下の事項を確認した: (1)量的緩和オークションにおいて連邦準備制度は流動性の高い債権を除外する傾向にあるが、量的緩和オークションにかけられた債権について取引はより流動性の高い債券へと傾いた。 (2)オークションコストは平均的に低い:連邦準備制度は、オークション当日の流通市場買値価格と比較すると額面100ドル当たりで約0.7セント追加でかかっている。  (3)債権に関する連邦準備制度のコストの不均質はそれらの流動性と特殊性とに関係している。そのことはのディーラーは評価額と情報の両者の不確かさに反応することを示している。 (4)量的緩和オークションにおいてディーラーは参加、トレード量そして利益に関して強い不均質を示す。  (5)オークション入札に関する変数はオークション翌日1日のみの債券利回りを予測する。そのことはディーラーは価格関連情報を持っているが情報はすぐさま古くなることを示す。