SSRNよりピックアップ:ウォールストリートの新たなバブル

SSRNよりピックアップ:ウォールストリートの新たなバブル

Title : Fed by the Fed: A New Bubble Grows on Wall St.
Author : Oliver Dettmann
URL : http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2475975

http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2475975


Literal translation of Abstract / アブストラクトの直訳

連邦準備制度の量的緩和が実質金利をゼロ金利または束の間それ以下へと導いて以降、債券利回りは常に低くなっているため、投資家は株式により資金を投じている。

代替投資先が不足しているため、利回りに飢えている投資家によって株式市場は勢いよく上昇している。

しかし今ではムードが変化してきている。

いくつかのデータによれば経済は復活へと向かっている。 

そして連邦準備制度とその他の中央銀行は量的緩和プログラム終了のサインを送っている。

投資家はこの中央銀行のポリシーの変化そして政策金利の引き上げの導入がどの程度アメリカの株式市場の高い評価レベルに影響があるか思案することが賢明である。

ある人達は株式投資の継続がよいと考えている。

成長期待の促進は非株式投資の評価を上昇させるに留まらず、株式を他より抜きんでたものにし続ける、と彼らは主張する。

彼らは株式は常に上昇し続けると主張する。

予想評価レベル、株価、成長期待の3つのシナリオを調査したのち、株式投資家が求めるリスクの対価を再考しよう。

このクリティカル・パースペクティブ・レポートで我々の分析を示す。

一層の株式市場の上昇は、最後に1990年代後半にみられた活況程度へ後退するための投資家のリスク回避を必要とする、と我々は結論する。

過去6年間の苦しみの後、その様な昂揚感が復活する事はほとんどないと我々は考える。

事実我々の長期成長期待を通常のレベルのリスク選好に適用すると、40%を超えるアメリカ株式の実質下落の可能性が顕在化する。

市場はしばしば適正価格をオーバー又はアンダーシュートすることを我々は知っており、そのようなケースは高い評価レベルでこそ起こり得る。 

本レポートで説明するように、我々は単純にそのような構図が持続的であるとは考えない。