PubMedよりピックアップ:不安障害における恐怖に関する情報としての行動:不安障害患者とコントロール群非患者の比較

PubMedよりピックアップ:不安障害における恐怖に関する情報としての行動:不安障害患者とコントロール群非患者の比較 Title : Behavior as information about threat in anxiety disorders: A comparison of patients with anxiety disorders and non-anxious controls. Author : van den Hout M, Gangemi A, Mancini F, Engelhard IM, Rijkeboer MM, van Dams M, Klugkist I. URL : http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25086353
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25086353

Literal translation of Abstract / アブストラクトの直訳 背景 不安障害患者は安全確保行動をとっている状況が、例え客観的には安全だとしても、危険だと判断して安全確保行動をとる、とGangemi、Mancini、van den Hout (2012)は述べている。 これは不安障害患者と非臨床群がストーリーの危険性を安全または危険のどちらと評価するか及び被験者が安全確保行動をとるか否かを観察したビネット調査から結論付けられている。 患者は状況が、特に安全な状況の中で、危険であることを根拠として安全確保行動をとりやすい傾向にあることが確認された。 非臨床群は心理学的にナイーブでない可能性がある。 我々は批判的にGangemi et al.の研究をノン-インフォームドコントロール群を使って再現した。 方法 同条件のもと患者(強迫性障害、パニック障害、対人恐怖症、サブグループあたり30人)とマッチングした非患者を比較した。 ベイズ統計を用い、Gangemi et al.のサンプルと今回のグループを、非患者と特に安全な状況で安全確保行動を示した患者に関する仮説をテストして、(再)分析を行った。 結果 The Gangemi et al.のデータは仮説を支持するベイズ因子3.31を示した。  今回のグループのベイズ因子はそれよりも小さかったが、アップデートしたベイズ因子により、仮説の支持は強められた。 結論 不安障害患者が、特に安全なストーリーにおいて、安全確保行動から脅威を感じる、という結論は裏付けられ、安全確保行動は不安障害の継続に関係している、という一つの可能性を示唆した。