PubMedよりピックアップ:25年以上に亘る米国の喫煙者のニコチン摂取量の変化:米国全国健康・栄養調査より

PubMedよりピックアップ:25年以上に亘る米国の喫煙者のニコチン摂取量の変化:米国全国健康・栄養調査より

Title : Variation in Nicotine Intake in U.S. Cigarette Smokers Over the Past 25 Years: Evidence From NHANES Surveys.
Author : Jarvis MJ, Giovino GA, O’Connor RJ, Kozlowski LT, Bernert JT.
URL : http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25063772

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25063772


Literal translation of Abstract / アブストラクトの直訳
目的
米国全国健康・栄養調査(NHANE)を用いて1988年から2012年におけるアメリカの喫煙者のニコチン摂取量の変化を推定する。 

方法
NHANEでは施設に入っていないアメリカ国民から喫煙者の代表的標本データを提供している。

1988年から1994年のNHANEⅢでは20歳以上計4304人の喫煙者が、そして1999年から2012年のNHANEでは計7095人が分析されている。

我々は血清コチニン濃度、1日喫煙量そしてタバコ1本当たりの推定ニコチン摂取量について性別、年齢、人種/民族的背景、教育レベル、BMI値別に調査した。

結果
1988年からの25年以上に亘り、米国民全体と主な人種/民族サブグループには喫煙からのニコチン摂取量にわずかな変化が見られた。

1988年から1994年の血清コチニン平均223.7ng/mL(95%信頼区間 = 216.1-231.3)と1999年から2012年の調整平均219.2ng/mL (95%信頼区間= 214.1-224.4)とには有意差は認められなかった。

同期間を通じて平均1日喫煙量は1988年から1994年の17.3から2012年までの12.3へと実質的に減少していた。

1988年から1994年と2011年から2012年との間ではタバコ1本を吸う毎のコチニンは、幾何平均12.4から17.6へと、42%程度増加した。 

結論
1980年代からの喫煙量の削減、タバコ生産方法の変化、禁煙ポリシーの拡散は米国民のニコチン摂取量に有意な影響は与えなかった。

タバコ消費の削減はタバコ1本を吸う毎のニコチン摂取量の増加により相殺されている。