2016年07月07日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #東日本大震災 #精神的苦痛 #母親 #エジンバラ産後うつ病自己評価票 #GHQ精神健康調査

TITLE

Factors relating to the mental health of women who were pregnant at the time of the Great East Japan earthquake: analysis from month 10 to month 48 after the earthquake.
BRIEF
本論文は「東日本大震災発生時に妊娠されていた女性のメンタルヘルスに関連する因子についての震災後10ヶ月から48ヶ月での分析」に関する論文です。著者らは「2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生」、「震源地は宮城県沖、マグニチュードは9.0、最大震度は7」、「震災から4年が経過したが被災者は未だ複雑な問題を抱えている」、「宮城県の被災地域では住民の約10パーセントが仮設住居で暮らし続けている」、「移住や生活環境の変化を強いるような人生を一変する出来事はメンタルヘルスに悪影響を与えることが知られている」と背景を説明されて、「災害を経験した宮城県の幼児の母親のメンタルヘルスを調査」されています。「精神的苦痛をスクリーニングする上で有用なツールであるエジンバラ産後うつ病自己評価票とGHQ精神健康調査(28問)を調査に利用」、「宮城県で2011年2月から10月に誕生した子供の母親計886人を対象とした震災後10ヶ月、16ヶ月、24ヶ月、36ヶ月および48ヶ月の調査」されたその結果、「調査票への母親の回答者数は震災後10ヶ月調査が677、16ヶ月が384、24ヶ月が351、36ヶ月が250そして48ヶ月後が193」、「全ての期間の結果は調査対象の母親における精神的苦痛の高い有病率を示唆している」、「GHQ精神健康調査(28問)で高いリスクを示す日本人の成人は14パーセントであり、それ故、今回の研究での被験者における精神的苦痛は相当に蔓延している」、「夫婦関係に不満足を覚えている母親のGHQ精神健康調査点数は有意に高かった」、「災害以降、母親は重大な精神的苦痛を経験しており、それはメンタルヘルス低下へと繋がる欝の原因となる可能性があると考えられる」、「津波による大混乱は母親のメンタルヘルスに影響することを今回の結果は示唆している」、「災害から4年を経ても精神的苦痛は行き渡り続けている」、「それら苦痛と関連する様々な因子が確認された」、「最も共通的な問題は経済的問題、夫婦関係の不満足そして育児に関する支援がないことであった」等を報告されています。

AUTHOR(S)
Sato K, Oikawa M, Hiwatashi M, Sato M, Oyamada N.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27354853

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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