2016年07月04日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #乳がん患者 #受診の遅れ #診断の遅れ #社会的孤立

TITLE

Social isolation and cancer management after the 2011 triple disaster in Fukushima, Japan: A case report of breast cancer with patient and provider delay.
BRIEF
本論文は「乳がん患者の受診の遅れと診断の遅れのケースリポートとしての、2011年福島での3重災害後の社会的孤立とがん治療」に関する論文です。著者らは「末期診断および予後不良の原因となり得る2つの要因である受診の遅れまたは診断の遅れを乳がん患者は引き起こしまたは経験する可能性がある」、「巨大災害は急激に社会構造を変化させ、それら遅れに寄与する可能性がある」、「しかしながら災害後におけるがんに関連する受診と診断の遅れに関する情報は少ない」と背景を説明されて、次のケースをレポートされています。「2011年3月、日本の福島は地震、津波、原子力事故に襲われた」、「2014年7月、59歳の日本人で一人暮らしの未亡人が彼女の右胸にしこりと痛み-2011年4月に発症し3年3ヶ月に渡り悪化し続けている-を訴え我々の病院に来院した」、「彼女はステージ3Bの右乳がんと診断された」、「災害後、彼女の友人や娘が避難したため彼女は社会的孤立状態にあった事が詳細履歴で明らかになった」、「一般開業医に定期的に通っていたが1年5ヶ月に渡って彼女は胸の症状を明かしておらず、その時彼女は肋間神経痛と誤診されていた」、「それとは無関係の理由で複数のクリニックを訪れていたにも関わらず、その後1年10ヶ月に渡り胸の症状にそれ以上の医療的治療を求めなかった」、「今回の災害、特に原子力災害は地元住民の社会的孤立の原因になったと考えられ、それにより健康上の不安を他者と交わしそれに続く医療的治療を求める機会が減少することになった」等を報告されて、「この災害状況での特徴として社会的孤立は乳がん患者の受診と診断の遅れの原因となリ得ることを今回のケースは浮かび上がらせた」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Ozaki A, Leppold C, Tsubokura M, Tanimoto T, Saji S, Kato S, Kami M, Tsukada M, Ohira H.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27368025

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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