2016年07月04日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #南相馬市 #内部被曝 #土壌汚染 #セシウム

TITLE

Estimated association between dwelling soil contamination and internal radiation contamination levels after the 2011 Fukushima Daiichi nuclear accident in Japan.
BRIEF
本論文は「2011年福島第一原子力発電所事故後の居住地の土壌汚染と内部被曝レベルの関連」に関する論文です。著者らは「チェルノブイリ原子力事故以来、面移行係数を利用した測定土壌汚染レベルからの内部被曝線量推定は現実的な手法として考えられているが、土壌汚染レベルに基づく内部被曝推定の応用範囲については未だ不明瞭である」と背景を説明されて、「福島第一原子力発電所から北10キロメートルから40キロメートルに位置する福島県南相馬市において事故後2年から3年の住民の内部被曝レベルを利用して生体内と土壌セシウム137汚染の関連を評価され、連続型およびカテゴリ型(同間隔および分位点)土壌汚染レベルデータに基づく統計分析のための3つのモデルを構築」されています。「平均年齢55.4歳の計7,987人がホールボディカウンターによる生体内セシウム137スクリーニングを受検」されたその結果、「内部および連続型セシウム137土壌汚染レベルの間には統計的に有意な関連が見られたが(モデル1、p値<0.001)、その関連は小さい」、「カテゴリ型土壌汚染レベル分析の結果、比較的土壌汚染度が高い場合のみ統計的有意を示した(モデル2:セシウム137レベルが1平方メートル当り25000ベクレル未満と同100,000ベクレル超の比較、相対リスクは1.75、p値<0.01、モデル3:して1平方メートル当り63000ベクレル超と同11000ベクレル未満の比較、相対リスクは1.45、p値<0.05)」、「低レベルでの内部および土壌汚染には関連が見られず、福島の若干高レベル土壌汚染地域のみで緩やかな関連が確認された事は、チェルノブイリ原子力事故後に見られた強い相関とは明確に異なることを示唆している」等を報告されて、「土壌汚染レベルは一般的に福島の住民の内部汚染レベルに寄与せず、それ故、慢性的内部被曝の正確な評価には個別測定が重要であることを得られた知見は示唆している」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Tsubokura M, Nomura S, Sakaihara K, Kato S, Leppold C, Furutani T, Morita T, Oikawa T, Kanazawa Y.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27357196

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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