2016年04月19日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #黄河デルタ #残留性有機汚染物質

TITLE

Status of POPs accumulation in the Yellow River Delta: From distribution to risk assessment.
BRIEF
本論文は「黄河デルタの残留性有機汚染物質の蓄積、分布とリスク評価」に関する論文です。著者らは「黄河デルタは複雑な汚染源と環境悪化の長い歴史を持つ広大な地域である」、「それにもかかわらず、この地域で懸念される重要汚染物質の状況に関する先行研究は少ない」と背景を説明されて、「有機塩素系農薬、多環芳香族炭化水素、ポリ塩化ビフェニルを含む黄河デルタで懸念される主要な残留性有機汚染物質の文献レビュー」をされています。その結果、「汚染源、汚染源特定方法と空間的分布パターンが提示されている」、「加えて文献中で報告されている残留性有機汚染物質汚染レベルは、全体的な環境衛生の基礎形成のための世界的標準の規制値に対して査定されている」、「黄河デルタの有機塩素系農薬は主として現在の農薬使用と過去の農業用殺虫剤散布に由来している」、「多環芳香族炭化水素の汚染源には石油化学装置、石炭火力発電所および木材燃焼がある」、「ポリ塩化ビフェニルのレベルは石油化学産業とポリ塩化ビフェニルを含む設備の廃棄物処理に影響される」、「有機塩素系農薬は都会から地方へ向かうに従って増加する空間的分布パターンを示し、多環芳香族炭化水素とポリ塩化ビフェニルについてはその逆のパターンであった」、「広く適用されている規制値と黄河デルタの残留性有機汚染物質汚染レベルの比較は、全ての環境(堆積物、土壌、水そして生物相)のポリ塩化ビフェニル汚染量は多環芳香族炭化水素と有機塩素系農薬のそれを超えていることを示唆している」等を報告されて、「黄河デルタの全体的な汚染レベルはコントロールされていると考えられるが、重度に汚染された特定汚染源(点源)はこの地域の環境衛生にとって大きな懸念となり、規制当局によるさらなる注視が必要である」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Li J, Chen C, Li F.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27085594

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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