2016年04月15日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #空気環境品質 #蒸気侵入 #土壌汚染

TITLE

Vapor intrusion risk of lead scavengers 1,2-dibromoethane (EDB) and 1,2-dichloroethane (DCA).
BRIEF
本論文は「掃鉛剤1,2-ジブロモエタンおよび1,2-ジクロロメタンの蒸気侵入リスク」に関する論文です。著者らは「合成燃料添加剤の蒸気侵入は石油燃料漏出の影響を受けたサイトにおける未解決の大きな問題である」と背景を説明されて、「様々なサイト条件における掃鉛剤1,2-ジブロモエタンおよび1,2-ジクロロメタンの蒸気侵入リスクを数値モデルシミュレーション」されています。その結果、「1,2-ジブロモエタン(EDB)および1,2-ジクロロメタン(DCA)の屋内空気濃度シミュレーションの結果、発生源の濃度が充分に高い場合(それでも漏出地下埋設タンク地点で確認された濃度レンジ内)、アメリカ合衆国環境保護庁(USEPA , US Environmental Protection Agency)のスクリーニングレベル(EDBは4.7×10^-3μg/m^3、DCAが1.1×10^-1μg/m^3)を超える」、「EDBの蒸気侵入が屋内空気向けのUSEPAスクリーニングを超える可能性を評価するため、米国内の地下埋設タンク(Underground Storage Tanks 、UST )サイトにおけるEDB分布とシミュレーション結果を比較」、「EDBの減成無し又は非生物的分解のみの場合、漏出地下埋設タンクサイトの15パーセントから37パーセントがUSEPAスクリーニングレベルを超える可能性がある」、「石油炭化水素向けスクリーニング基準はEDBやDCAを含む燃料漏出に備えた充分な保護を示していない可能性があるとするPVIガイダンス( https://www.epa.gov/ust/petroleum-vapor-intrusion )中のUSEPAによるステートメントを本研究結果は支持している」、「文献調査に基づきEDBおよびDCAの地下水源濃度とそれらの分解率に関する先行研究をまとめた」、「EDBおよびDCA蒸気侵入リスクの評価にそれらデータは有用である」、「加えて、土壌タイプ、汚染源深さおよび分解率等のサイト特性情報に基づく正確な減衰要因のデータセットを、EDBおよびDCA向けのサイト特有のスクリーニング基準確立のために提示する」、「掃鉛剤EDBおよびDCAは蒸気侵入問題を引き起こす可能性があることを本研究結果は最終的に示唆している」等を報告されて、「さらなるEDBおよびDCAのフィールドデータが利用可能となり、我々はUSEPAがそれらデータを現在のPVIデータベースに取り込むこと、そして必要に応じた可能な限りのPVIガイダンス見直しを推奨する」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Ma J, Li H, Spiese R, Wilson J, Yan G, Guo S.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27038569

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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