2016年04月12日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #セシウム135

TITLE

(135)Cs activity and (135)Cs/(137)Cs atom ratio in environmental samples before and after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident.
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故前後における、環境サンプル中のセシウム135濃度及びセシウム135/セシウム137原子数比」に関する論文です。著者らは「セシウム135/セシウム137原子数比は放射性セシウム発生源特定のための潜在的なトレーサーである」、「しかしながらセシウム135測定の困難さ故、福島第一原子力発電所事故前の日本の環境サンプル中の利用可能なセシウム135のデータはない」、「原子力事故後から3年を経て、重汚染環境サンプル中に限られた量のセシウム135が確認された」と背景を説明されて、「福島第一原子力発電所事故により重度または軽度に汚染された土壌および植物、計67サンプル中のセシウム134、セシウム135およびセシウム137濃度とその割合をガンマ線スペクトロメーターと誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS/MS、inductively coupled plasma mass spectrometry)により測定」されています。その結果、「減衰補正日を2011年3月11日とした福島第一原子力発電所事故直後に採集した植物古葉中のセシウム134/セシウム137放射能比(1.033±0.006)およびセシウム135/セシウム137原子数比(0.334±0.005)の算術平均は福島第一原子力発電所事故由来放射性セシウムの特徴を示すことが確認された」、「それに続き、初めて、大気圏核実験および福島第一原子力発電所事故によるフォールアウトから福島第一原子力発電所事故前の微量セシウム135を推定」、「大気圏核実験フォールアウトのわずかな寄与が確認された2つの土壌サンプルを除き、その他のサンプル土壌中の大気圏核実験の寄与は0.338%から52.6%と確認された」等を報告されて、「得られたセシウム135/セシウム137原子数比のデータベースは、今後の地球化学的トレーサーとしてその応用が期待される」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Yang G, Tazoe H, Yamada M.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27052481

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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